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「安全だと思っていたのに資産が激減…!」経験の乏しい人がハマってしまう「投資信託のヤバすぎる罠」

  • 執筆者の写真: 浩二 橋本
    浩二 橋本
  • 2023年4月29日
  • 読了時間: 3分

 個人投資家の資産運用を後押しするNISA(小額投資非課税制度)の抜本的拡充・恒久化が図られ、2024年から新しいNISAが導入される予定です。

これから更に投資信託を活用して資産運用をする個人投資家が増えていくと予想されますが、金融リテラシーが低いまま資産運用を開始すると、かえって資産を減らすことになってしまうかも。今回は何も知らずに手を出して失敗するケースをいくつか紹介します。


レバレッジを利用した投資信託  レバレッジとは梃子(てこ)の意味で、実際に投資をしている金額の2倍・3倍数倍の金額を取引できる仕組みを指します。  当然、順調に相場が上昇していれば短期間で効率よく資産を増やすことができますが、逆に相場が下落してしまった短期間で大きな損失をもたらすこともあります。 ・レバレッジ型投資信託の本当の怖さ  しかしレバレッジ型投信の問題点は、ハイリスクハイリターンであることではありません。本当の怖さは保有期間が長くなればなるほど、多くの個人投資家が資産運用に活用するインデックス投信に比べて、資産が減っていく可能性が高いというところです。  相場は上昇し続けることはなく、上下に波を打ちながら推移していくことが一般的です。この場合はレバレッジ型の投資信託を長く保有すればするほど、基準価額は下落していってしまうのです。通常の指数に連動したインデックス投信よりも信託報酬が高いこともあり、長期保有には適していないといえます。 ・リスクを理解せず保有している人が多い  オンライン証券のホームページで色々なランキングを見ていると、従来は長期運用を前提としているはずのジュニアNISAのランキングでも、レバレッジ型投信が上位に顔を出しています。いまいちレバレッジ型投信のリスクを理解していないのだろうという印象を受けます。


毎月分配金が出る投資信託  分配金の出る毎月分配型は、一時個人投資家が保有している投資信託の半分以上を占めていた人気のタイプで、特に年金生活者から強い支持を集めていました。 ・毎月分配型にはいくつもの落とし穴が  毎月分配型投信にはいくつかの問題点があります。1つ目は投資をした元本から分配金を出してしまうことにより、長期運用の前提となる複利効果が生じにくいこと。  2つ目は運用益からではなく、元本を取り崩して分配金を出す「タコ足分配」となり、利回りがマイナスになるケースが多々あること。  そして3つ目は、多くの個人投資家が十分に理解できていないまま、毎月分配型投信を購入しているということです。 ・理解していないと資産が目減りすることも  より高い分配金を実現するため、利回りは高いけれど投機的な低格付けのハイイールド債券や新興国通貨による運用をしている投資信託もあります。  毎月の分配金額をもとに算出する分配利回りだけをみて投資をしてしまうと、想定したよりも資産が増えないどころか、大きく資産が減ってしまうという事態も起こりえるのです。

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