チェルシー21世紀ワーストイレブン【CF】リバプール時代の輝きはどこへ…。903分間無得点の屈辱を味わった“神の子“
イングランドの名門であるチェルシーには、これまで数多くの選手が在籍してきた。フランク・ランパードらその活躍からクラブ史に名を残す選手が生まれた一方で、期待に応えることができなかった選手も数多くいる。今回は、チェルシーにおいて21世紀以降に活躍できなかった11名の選手をワーストイレブンという形で紹介する(在籍期間、移籍金、通算成績は『transfermarkt』を参照)。
CF:フェルナンド・トーレス(元スペイン代表) 生年月日:1984年3月20日 在籍期間:11年1月~14年8月 移籍金:5850万ユーロ(約70.2億円) クラブ通算成績:172試合45得点35アシスト
エルニーニョ(神の子)と呼ばれたフェルナンド・トーレスは、2007年にリバプールへ加入。プレミアリーグへ瞬時に適応し、初年度からリーグ戦で24得点を決める活躍を見せた同選手は、瞬く間にリバプールのエースとなった。しかし、09/10シーズンからチームは低迷。チャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃すと、2011年1月に5850万ユーロ(約70.2億円)という移籍金でチェルシーへの移籍を決断した。
リバプール在籍時、10/11シーズンから不振に陥っていたトーレスのパフォーマンスは、チェルシーに移籍しても上向くことはなかった。同シーズン第34節のウェストハム戦で移籍後初ゴールを決めるも、その後903分間無得点。約3年間在籍するも、172試合45得点に留まり、5850万ユーロ(約70.2億円)という巨額な金額に見合う活躍を見せることは出来なかった。
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